この1年、世界的な大恐慌「コロナ」により、生活が一変した。
国同士の行き来ができなくなり、会いたい人に気軽に会うことができなくなった。出張に行けなくなり、仕事のあり方が変わる。
当たり前だった生活が一変したこの1年、深まる絆を見て、そして修復可能な悪化する絆をいくつも見た。
特にアジアのハブ、隣の国にすぐ行けちゃうようなシンガポールに住んでいると、「あの人の旦那、いっつもタイに出張に行ってるけど、絶対出張じゃないよな。」とか、「旦那が出張だと思ってたら、フィリピンの愛人のところに毎回行ってたの。」なんて話をよく聞く。
男性にとっても、女性にとっても、「常に一緒にいないからこそ、上手く成り立つ関係性」が、ガラガラと音を立てて崩れる。
今、求められる関係性は、「常に一緒にいて、ぶつかり合いながら築き上げていく関係性」なのではないか。
コロナ禍で自由をなくした今、深まる絆もあれば、悪化する絆もある。
私自身は、日本とシンガポールで家族離れ離れになっていて、やっとシンガポールで家族一緒に暮らせ、旦那は出張にも行けず、毎日家族一緒で絆は深まったと思ってるけど。
旦那はたぶん「逃げ道ねえな。」と思ってる。