フランス人だけど、もてなさそうな小柄なニキビ君が教えてくれた、「絶対成功する、女を家に誘うテクニック」に、悔しいかなとても共感してしまったので、ここに記す。
お菓子作りが好きなフリをした男になれ!
女の興味がある趣味を持ってるふりをし、その中でもお菓子作りが好きなフリをした男になりきるべきだ、ともてないフランス人は言う。
ヨガとか、カフェ巡りとか、料理とか、スイーツとか、女子ウケしそうなほかの趣味だとなぜだめなのか。
- 僕、実はヨガが好きなんだ、といって女を家に誘った場合
上手く話しがはずんだところで、「じゃあヨガスタジオに今度一緒に行こう。」となるだけだろう。
僕の家で一緒にヨガしない?なんて誘いかたをしたものなら、「気持ち悪い~。」「下心みえみえ~。」となってふられてしまう。
- 僕、おいしいコーヒー作れるんだ、といって女を家に誘った場合
おいしいコーヒー作れるとか、たかが知れている。興味のない男の家に行ってコーヒーを淹れられるくらいなら、スタバに行くわ~、となってしまう。
- 僕、料理得意なんだ、といって女を家に誘った場合
これは、興味のある男なら嬉しい。ただ、まだ微妙な男の家に行って、料理をふるまわれ、お腹がいっぱいでも残しちゃ悪いし、なんて気を使いながら何時間かかけて料理を食べるのはめんどうくさい。
それなら、セブンイレブンでおつまみとビールを買って、家で一人でユーチューブを見ていた方が楽しいわ~、となってしまう。
お菓子作りが好きな男のフリをして女を家に誘った場合
知り合って間もない男と女が話す話題、「趣味」の話がでたときはすかさずこういうべき「僕、お菓子作りが趣味なんだ。」と。
ここで注意すべき点は、「じゃあマカロン作って~」などとなったら困るので、「チョコレートケーキを焼くのが得意なの。」と具体的に言おう。チーズケーキは好き嫌いが分かれ、クッキーなら感激が半減する。やはりお菓子作りの中でも、得意とすべきは「チョコレートケーキ」なのだ。
女と趣味の話になったとき、かっこつけて、「昔からサッカーをやっていて、ポジションはミッドフィルダーでね」なんてことや、「バックパッカーで世界を旅したことがあってね。」なんてことは言うべきではない。
住んでいる家がミッドタウンの上のサービスアパートメントだとか、持ってる車がランボルギーニでね、という話ができる男以外は、野暮ったい趣味の話は絶対にするべきではない。
やはり平凡な男が、女を家に誘うテクニックは、
「僕、チョコレートケーキ作りが趣味なんだ。」しかない。
そしてこの発言をした後に、どや顔なんてせずに、恥じらいながら、こう付け加えること、「実は甘いものに目がなくて。」
これで女は100%、この男に親近感を湧き、信頼さえする。
そして、ここであせらず、甘いもの、チョコレート、の話で一通り盛り上がったあと、こう提案しよう。
「今度僕が作ったチョコレートケーキを試食して、評価してくれない?」
これで、女は急に楽しい気持ちになる。
男の下心がみえないのと、謙虚な男の姿勢と、甘いものの誘惑に、「私の評価厳しいよ。」などと笑いながら言い、必ず家に来てくれるのだ。
女を落とす、チョコレートケーキのレシピ
でもさ、肝心のチョコレートケーキはどうやって作るの?と思ったあなた。もてないフランス人は、「インスタントの、チョコレートケーキミックス」で十分だよ、とにっこり笑う。
女の子が家に来たら、すでに卵と牛乳とケーキミックスは混ぜ合わせて、オーブンに入れる状態にしておくこと。
箱はちゃんと捨てておくことが大切らしい。
まとめ
このもてないにきびのフランス人の、「キング・オブ・チョコレート(チョコレートの王様)」ストーリーを、信じるか信じないかはあなた次第。
もてないけど女の子を家に誘いたい男子は、試してみてほしい。
ちなみに、「家に来てくれたまではいいけど、そのあとの成功率はどうなのさ。」と問い詰めた私に、自称チョコレートの王様は急に挙動不審になり、「そのあとは想像にまかせるよ。」とか言ってきたので、どうやらベッドインまで持ち込むスキルは彼にはないらしい。