
冬は子連れ一時帰国をしない、と数年前決めたのに、一時帰国をしてきた。北海道の札幌、冬の都へ。

行くところは限られるし、天候に左右されるし、タクシー代は高いし。
それでも楽しかった。
年を越す特別なワクワク感を、私は父と母にべったり甘えながら感じた。40歳すぎのおばさんが、70歳の母にあれを食べたい、これをしてと頼み、母はそのたびに嬉しそうにした。
弟家族も東京から集結し、いとこたちはとどまることをしらない元気さで、まじでうるさかった。
70歳になったばかりの両親のために、弟と一緒に古希のお祝いをサプライズでした。
しっかり者の姉だったはずの私が「古希ってなに?」と弟に聞き、頼りない弟だったはずの弟が「そんなことも知らないのかよ」と言う。

東京で兄弟で一緒に部屋を借りていたころ、弟のまじめかつ不安定な生活に、この男は大丈夫なのかよ、と何度も思ったけど。
彼はとても頼りになる一家の大黒柱になっている。
奇跡的に娘が早く寝た日に、母親とワインを飲みながら朝4時まで語り合ったり。
楽しかった。
家族の前で一番楽しいと思えたり、気を許したりできるのって、当たり前のことだとおもっていたけど、あんがい特別なことなのかもしれない。
冬の札幌も、娘が雪だるまを作ったり、そりに乗ったりしてくれたので、よかった。子供の成長と共に、冬の意味も変わる。
ではまた。

