娘が、涙叫びながらの初登校を終え、不安な気持ちで帰宅し、お迎えの時間を待つ。
やきもきしながら過ごした半日、お迎えに行き、他のお母さんたちと一緒に子供が出てくるのを待つ。
他のクラスの子供たちは続々とでてくるのに、娘のクラスはまだ現れない。
私はゲートをこじ開け、学校の中へ走って行きたくなる気持ちをなんとかおさえた。
たぶん不安だろうな、早く帰りたいだろうな。
そうしてやっと、娘のクラスが出てきた。
似てる子がいる。でもあの子ではない。お友達と手をつないで、おしゃべりしながら、楽しそうにしてるから。
もっとほら、むすっとしたチビを探す。
目を凝らして、自分の娘に似た、女の子を見る。
「あ、ママー。」私に手を振った女の子は、娘だった。
新しいことに慣れるまで本当に時間がかかり、習い事もまだ通えずに、慎重すぎるはずの私の子供が、初登校の帰りに笑顔を見せてる。
私に駆け寄ってきた女の子は、「すっっごい楽しかったよ!お友達もできたよ!」と言って笑った。
小さなことなのにね。自分の子供が、泣いて登校したけど、笑って帰ってきました。
ただそれだけのことで、こんなにも嬉しい。
娘を送って、そのまま出張に行った旦那に、帰りの娘の様子を伝えたら、彼も泣きそうなほど喜んだ。
娘が小学生になりました。1日を、楽しいと言って終えました。まずは大きな花丸を。
