常夏シンガポールより

2014年シンガポール渡星。シンガポール在住イタリア人と国際結婚。現在子育て中。

イタリア人の義母に今までで1番喜ばれたプレゼントは!?

イタリアにいる義母とは、もうかれこれ2年の付き合い。旦那と結婚する前も合わせると6年半の付き合いになる。

会えるのは多くて1年に1度。彼女はイタリア語しか話せないので、イタリア語ができない私とはおしゃべりができない。なので会う時は、プレゼント攻撃でその場をしのいできた。

 

今まで渡したプレゼントの数々

折り鶴のイヤリング

ユニクロのカシミアスカーフ

和柄の扇子

フクロウのネックレス(義母はフクロウ好き)

和柄のお茶碗

和柄の湯飲み

和柄の茶筒に入った緑茶

浴衣

和柄のバスローブ

富士山の絵柄がついた箸

猫の形の箸置き

桜の絵柄がついたスカーフ

Made in Japanの木の写真たて

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すぐに思いつくものだけでこんなにある。これらの品々を、イタリアに行く際に持って行って身振り手振りでする会話のネタにしたり、手紙やカードと一緒に送ったりしてきた6年半。

 

気に入ろうが気に入るまいが関係なく、日本押しのアイテムでここまで来た。義母の反応はいつも、常識の範囲の「Grazie(ありがとう)。」

 

そして今日、今まで私が渡してきたプレゼントは、完全に間違っていたと気づく。

 

先日、桜の絵柄が付いたポストカードを見つけたので、それと一緒に和柄のハンカチと、娘の写真を何枚か入れてイタリアに送ろう、としていた時のこと。私の母親が、「これもいれて。」と渡してきたのが、「新聞紙で作った防災スリッパ」。

町内会の防災訓練で作ったんだそうな。

私は、「そんなん送ったら失礼だろ。」と母親を一喝したのだが、どうも母親は譲らない。「日本語が書いてある新聞紙なんだし、喜ぶかもしれない。いらなきゃ捨てればいいんだし、かさばらないし荷物にならない。とにかく一緒に送って。」と。

 

わざとらしく長い溜息をつき、新聞紙で作った防災スリッパを一緒にイタリアに送った。

 

そうして今日、その防災スリッパがどんなに嬉しかったか、長い長いメールが義母から届いた。Google翻訳でイタリア語を英語に直したとみられるそのメールでも、嬉しさが伝わる。

そして旦那からも、「お母さんが防災スリッパが嬉しいって電話きたよ。ありがとう、と言っておいて。」と。

 

長文のメールで私に感謝を述べるのでは飽き足らず、旦那にまで電話をして私に感謝をする徹底ぶり。

 

今までもらったものの中で、1番嬉しいの。心をこめて作ってくれてありがとう。是非作り方を教えてほしい。」と。お義母さんは、手作りのものが好きだったのだ。

 

思い起こせば、お義母さんはエプロンやキャンドル作りを楽しんでいるじゃないか。日本人だから和柄を送りつけてればいいってもんじゃない。プレゼントは相手の価値観を見極めてあげるべきなのだ、と今日初めて気づいた。

 

私は母親に、「イタリアのお義母さん、新聞紙で作った防災スリッパ気に入ったって。作り方教えてってさ。」となるべくクールに伝えたのに、「だから言ったじゃん、喜ぶかもしれない、って。私は知ってたんだよ。絶対喜ぶってね。」とドヤ顔で言ってきた。

 

肝心な防災スリッパの作り方は覚えていないらしく、私は今から下記のサイトの日本語をイタリア語に訳して、義母にメールで作り方を教える、という作業をする。