常夏シンガポールより

2014年シンガポール渡星。シンガポール在住イタリア人と国際結婚。現在子育て中。

子供なしでママ友と飲みに行ってみて

1歳の子供を寝かしつけ、ビールかワインを飲みながら自分時間を過ごすのが私のいつもの日課。幸せ時間と呼ぼう。

 

先日、いつもと変わらない幸せ時間を過ごしていると、何もしていない私に、急に旦那が、「君はこのままでいいと思っているのかい?」と聞いてきた。

 

なんのことか全くわからず、ワイン片手におどおどしていると、「君は夜に女友達と出かけるべきだ!」と喝が入った。

 

確かに夜に飲みに行くことや遊びに行くことは全くなくなった。何度かママ友に「子供寝かせてからでもいいから遊びにいらっしゃいよ。」なんて誘われはしたのだ。

それを旦那と子供のせいにして、行かなかったのは私だ。

 

だからといって、それをとやかく言われる必要はない。私の幸せ時間は私が決めるのだ。

 

それなのに、僕は君のためを言っている。君のために、その重い腰をあげるのだと、しつこく私に外に出ることを押し付けてきた。

 

彼が一度こうなってしまったら、もう無理なのだ。私は全てをあきらめ、子供が寝た後の幸福な1人飲み時間を、とても億劫になっていた女友達と飲みに行く時間に費やすことに決めた。

 

先日誘ってくれたフランス人のママ友に連絡をするととても喜び、私が連絡をしてすぐさまその日は設定された。

 

国際色豊かなママたち5人が、夜にバーで子供なしで集まる。みんなは住み込みのメイドさんがいるので先に集まり、私が子供を寝かしつけてから後で集合。

 

久しぶりにおしゃれをして、ピアスをして、アイラインをひくと、不思議とワクワクしてくる単純な私を、旦那は嬉しそうに見送った。

 

すでにワインやプロセッコを飲んで楽しく話している友人達。子供や旦那の話をしているのかな、と思っていたら、アフガニスタンの話をしていた。タリバン政権に対するアメリカの対応に対する意見を交わしていた。

 

私は笑顔で酒を飲み話に加わりながら、想定外だった話題についてくべく自分の頭の中を整える。子供ができてから、自分のまわりが、話題が、興味が、子供絡みになってしまっていた自分の頭の中を。

 

 

その後も、自国のコロナの状況、それに関する対策と、経済と、政治の話。

 

なんとか話についていきながら、ここ1年、世界で起こっていることなんてどうでもいいと思っていた自分に気づく。

 

日本のコロナの対策について、オリンピックと新規コロナ感染増加の関わりについて、現在の経済状況について。

 

容赦なく日本に関するさまざまな質問が飛んできて、それに答えるたびにしどろもどろだった私。

日本の新しい首相の菅はどうなのか、日産の元会長カルロスゴーンは何をしたんだ、この時期に東京でオリンピックはするべきだったと思うか。

 

ああ、子供が寝たあとの1人飲み時間が幸せなんです、なんて言ってる間にも、世界は容赦なくまわってる。

 

海外生活の中で、国際的な人たちと話すときに必要不可欠なこと。

 

海外に住んでいても自国の情勢を追いながら、それに対し自分の意見を持つこと。

 

時々外に出て、自分の軸を見直すことは大切だと知った。

 

家に帰って旦那に「ママ友と子供なしで飲みに行ってとても刺激になった。」と話すと、とても満足そうに頷いた。

 

 

 

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