常夏シンガポールより

2014年シンガポール渡星。シンガポール在住イタリア人と国際結婚。現在子育て中。

シンガポール 愛と高額医療費の狭間で。~Healthway Japanese Medicalで6か月検診

シンガポールで娘の6か月検診に行ってきた。オーチャードにある日本の小児科クリニック「Healthway Japanese Medical」。

 

The Centerpointモールの6階に入ってる日本のクリニックで、子供の検診は、SGD48。日本のパスポートを持っている子どものみ診察可能。

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先生も看護師さんも受付の人もみんなみんな優しくて、待ち時間もなくて、とても良いクリニックだった。

 

待合室はとても清潔できれい。

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身長、体重、胸囲、を図り、お医者さんの診察。心配ごとなどもちゃんと時間をかけて話にのってくれる。

成長記録は、母子手帳に当たり前のように記録してくれるので、日本で赤ちゃんを産んだ人は特に助かると思う。

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ただ、4か月まで日本で接種してきた予防接種のフォローアップが必要なので、1歳までに打たなければいけない予防接種を2種類をうって、会計SGD500ごえという驚愕の価格。ここで、シンガポールの医療費の高さを改めて知る。

 

うちはシンガポールで自営業を営む外国人なので、保険はいざという時の入院と、手術だけカバーするものしかはいっていない。

通常の病院通いは、家族そろってみんな「自費」。

 

医療大国イタリアと、日本の血を持つ娘も、シンガポールではDPビザ保持者の外国人。今後この国で子供を育てていくうえで、この医療費の高さを実感していくのだろう。

 

そして、検診の時医師から「発育上は問題ないし、99.9パーセントは問題ないとは思いますが、通常1歳から1歳半で閉じるはずの頭の骨がすでに閉じているようなので、念には念をで大きな病院で精密検査をうけてください。」と言われる。

 

もちろん、なにか悪いことを言われたわけではない。医師だって、優しさから万が一を想定して言ってくれたのだ。

 

ただ、99.9パーセント問題ないだろうという医師の言葉通りに、素人目で調べたうえでも、問題のないような事柄で、何十万円のコストを支払い精密検査をうけるか否か。

 

イタリアのように、難民も無料で病院に行ける国ではない。日本のように、酔っぱらって救急車をよべる国ではない。

 

これから、幾度となく直面するであろう、「念には念を」の子供のための検査。

 

リスクを考え、万が一を想定し、結局は高額医療のシンガポールでも、子供への愛を優先し、安心を買うつもりで大金を支払っていくのだろう。

 

そういえば、私は日本での妊婦検診のたびに、念のため便秘の薬をだしてください、だの、念のため鉄分のサプリメントをだしてください、だの自ら提案していた。

 

「ちょっと高いけど赤ちゃんがずっと逆子だから、念のため子宮のMRIを撮ろうか?」という産婦人科医師の提案に、値段も確認せず「お願いします。」といい、「費用は確認しないんだ。」と笑われた。

結果MRIの費用は7,000円で、「安いですねー」と驚く私のあだ名は、産婦人科内で「セレブ」になった。

 

日本のいいところだけとって、日本の保険制度が恋しいなんて言うなんて馬鹿げてる。

 

ぶっとんだ医療の高さに軽く我を失いかけたと同時に、改めて、海外でビジネスを持ちながら、外国人として住むこと。そこで家族までもって、子供を守っていくと決めたことを再認識させられた。