日本のサービスと質を海外で求めてはいけないということは、長年の海外生活で学んだ大切なこと。
シンガポールでの家探しに続き、シンガポールでの引っ越し業者選びも大切だ。別にそこまで急ぐことはなかったけど、里帰りで日本に帰ってくる前に、引っ越し業者のめどはつけておいた。
シンガポールでの引っ越し手順
日本はどうかわからないけれど、シンガポールで引っ越しをするときは、引っ越し業者が家に引っ越しで移動する物を査定に来る。
流れとしては、
お目当ての引っ越し業者に電話、またはウェブサイトから連絡する。
↓
引っ越し業者から連絡がきて、いつ「Site visit(下見)」に来てもよいか、と聞かれるので、日程を調整する。
↓
引っ越し業者が家に来て、持ち出すものをくまなくチェック。大きな家具とかで捨てる予定のものはちゃんと伝えよう。
ローカルの引っ越し業者は、タンスの棚の引き出しの中までは見ずに、引き出しの数を数えて見積もりをだしたりするので、何も入っていない引き出しがあれば、それも伝えよう。
↓
引っ越し業者が家にきてから、1~2日後に見積もりが届くので、OKだったらお金を支払う。
だいたいは、
- 何を持ちだすか(大型家具があるがないか)
- 島内での引っ越し先(引っ越しする場所から近いか遠いか)
で見積もり金額が決まってくる。
シンガポール引っ越し業者
1. ローカルの引っ越し業者「Shalom Movers」
シンガポールでたぶん1番の大手引っ越し業者。実は4年前に1度使っていて、全く問題なかったし、費用もまあまあ安くて、大変満足した引っ越し業者。
じゃあまたここを使えばよいじゃないか、という話だが、向上心のある私はさらなる上を目指して今回、他の業者も調べたのだ。
「Shalom Movers」は、ウェブサイトからお問い合わせできるので、そこから問い合わせると、その日のうちにメールがきた。
家に持ち出すものの査定に来る際も、引っ越し当日もちゃんと時間通りに来る。
日本ではあたりまえの出来事でも、シンガポールでは好感度アップの大切なポイントになる。
1LDKで、家具がある我が家は、SGD1200くらいの見積もりがきた。引っ越すときの荷物の梱包をやってもらいたかったら、そこにSGD300くらいが追加される。
2. ローカルの引っ越し業者「KNT Movers」
シンガポール人の友人に、おすすめの引っ越し業者を尋ねたら、「Shalom Movers」と、この「KNT Movers」をすすめてくれたので、ローカルの間では知られた存在なのだろう。
日本でいえば、ヤマト運輸と、佐川急便のような関係だろうか。
こちらもウェブサイトから問い合わせをしたのだが、全く持って音沙汰がなかった。そのあと自分から追わない私は、見積もりはとれなかったけど、友達は「安くて普通によかった」、と言っていたので、私の押しが足りなかっただけなのかもしれない。
3.ローカルの引っ越し業者「Vimbox」
友人に、安くておすすめされたローカル引っ越し業者。
ウェブサイトから連絡をしたら、その日のうちに「査定に行く」と連絡が。
ここまでは「迅速な対応」だった。ただ、日程調整したその時間になって電話が来て、「明日にしてしていいか。」との連絡が。せっかく待っていたのに、1度目は、まあしょうがない、と日程再調整。ただ、次の日、再調整したその時間になって電話が来て、「来週にしていいか。」との連絡が。
私をじらすのは2度までにしてくれ、と電話を切る。なので見積もりは取れず。じらされても待つ女にさえなってれば、いずれは見積もりは出してもらえたかもしれない。
4.日系の引っ越し業者「クラウンライン・シンガポール」
シンガポール日系の引っ越し業者で1番の大手の、「クラウンライン・シンガポール」。
価格が高いことが予想される日系引っ越し業者だけど、ウリはなんといっても、日本語が通じることと、質の良いサービス。やりとりは全て日本語OK。当日の作業をする人は全てローカルだが、1人日本人が常についているので、この日も日本語OK。
こちらもウェブサイトから問い合わせをすると、早速その日のうちに早速電話が。そして、家にくると調整した時間の、5分前きっかりに業者が来る。
日本式の丁寧な対応で、引っ越し手順の説明、保険の説明、引っ越し荷物の査定等入れて、トータル1時間くらいかかった。(Shalom Moversが家にいた時間は、長くて15分だった)
そしてでた見積もりは、SGD3000。これには業者による梱包作業が含まれる。
ローカル引っ越し業者Shalom moveの約2倍。
まとめ
結局私が見積もりをとれたのは、シンガポールの大手引っ越し業者「Shalom movers」と、日系大手引っ越し会社「クラウンライン・シンガポール」だけ。
以前Shalon moversを使ってよかったということもあり、今回も結局Shalom moveを使うことになりそう。
日本語でやりとりできる、というのと、日本の質のいいサービスと安心感を、ローカル引っ越し業者の倍支払っても得たい、という人以外は、ローカルの引っ越し業者を使って問題ないと思う。
家探しが難航した話は↓