出張から今日帰ってくるぱぱのために、今日はパパの誕生日会をやろうと張り切っていた娘。
昨日、体調不良とPMSのダブルパンチでくたくたになりながら、なんとかワンオペをやり抜いた。
お誕生会のために飾り付けをして、と。お誕生会のためにパパの絵を描こう、と。アロマストーンを作ろう、と。


いろいろ提案しながらも、家の中でできることのみでなんとか娘を楽しませて、迎えたパパの誕生日。
チーズやハムやディップやら、それにおいしいパンとワインがあるだけで華やかでしょ!
ケーキはアイスクリームのケーキをヘルパーに買っておいてもらいましたよ。
夕方パパが帰ってきて、娘とパパが楽しく遊んで、おしゃべりをしながら宴がはじまり、飲んで食べたころに、さあ、冷蔵庫にあるアイスクリームケーキをもってこようか。
ん?冷蔵庫?え?れい、冷蔵庫にアイスクリームのケーキがしまわれてる!!
恐る恐る箱を冷蔵庫からだすと、どろどろと溶け出すケーキ。ま、そりゃそうだわ。アイスなんだもん。アイスが冷蔵庫にはいってんだもんよ。
大人がご飯を食べ終えるのを、首を長くして待っていた娘は、どろどろのケーキを見て、大号泣。

わーーーーーーん、と泣く。
ヘルパーは、申し訳なさそうにたたずむ。
私はヘルパーにメッセージしておいたんだけどね、「アイスクリームケーキは冷凍庫に入れておいて」、って。
どうやら彼女の中で、ケーキになるわけないと思ったらしい、アイスクリームが。
ケーキの形をしたアイスクリームなんてあるわけがない、と。
まあ、こんなときもある。わたしの当たり前や常識は、こんな些細なことで見事に覆される。
この溶けかけたアイスクリームを、スプーンでどろっどろに混ぜ混ぜしようぜ!というゲームをパパが提案して、なんとか娘は機嫌を直し、たのしいデザートタイムになった。
大事なのは、きれいに飾られたケーキなんかじゃない。予期せぬハプニングをどうやって楽しめるか、なんです。
慌ただしくはじまった7月。私の誕生日があり、旦那の誕生日が終わった。
そして次は、娘の5歳の誕生日が来てしまう。
娘よ、5歳になる準備はできているかい?
