COCOA'S BLOG

娘に綴るあれやこれ。常夏シンガポールも10年目。国際結婚ワーママの日常

炎天下の遠足

娘の学校の遠足で、ボランティアの保護者を募集していたので、参加してみた。

 

学校から近くの公園まで、みんなで公共のバスに乗り、公園で遊ぶという遠足。

ボランティアで来ている親ひとりにつき、子どもふたりを引率する。
私は、自分の娘と娘の友だちを担当した。

 

5歳児20人が一斉にバスに乗るとさ、もうカオス。
列を乱す子がいて、ひとりが叫べば、つられるようにみんなが叫ぶ。


私は、エネルギーをすべて吸い取られていく感覚を味わっていた。

 

炎天下のなか、親たちは誰もが口数少なくなり、
「早く終わらないかな」という心の声が、そこかしこから聞こえてくる。

 

一方で子どもたちは、滑り台、ブランコ、追いかけっこ。
時間になっても、「もっと、もっと」と遊び続ける。

 

娘は笑いながら友だちを追いかけ、冗談を言い合い、楽しそうにしていた。

あんなにシャイで、言いたいことを言えなかった子が。

 

遊んでいる娘を眺めていた私のところに、先生が来て

「Your daughter has confidence now. She is proud of herself.」
(あなたの娘は、自信がついて、自分自身を誇りに思っていますよ)と言った。

 

ずっと私は、恥ずかしがり屋で、自信のない子だと、娘のことを、そういう子だと思っていた。
私の子どもの頃に似たのだと、決めつけて。

 

信頼できる大人のなかで、自分を好きになることを学び、そこから少しずつ自信をつけていった娘は、なんてまぶしいんだろう。

 

炎天下で体力をとことん奪われた遠足の引率も、娘の輝きの前では帳消しに、少しはなった。