娘の学校の授業が哲学過ぎて、昭和の公立学校で軍隊教育を受けてきた私には、新鮮なことこのうえない。
先日は、失敗は美しい、というコンセプトの授業。
1人1人失敗した紙を渡される。ある子は破れた紙を、違う子はぐちゃぐちゃになった紙を。
娘は、オレンジの絵具がところどころこぼれた紙を渡される。
さあ、このミステイクを、あなたならどうしましょう。
娘は、オレンジの絵具を雷様の髪の毛にして、嵐の中で楽しむ雷様たちを描いた。
失敗したものを、美しくすることを学ぶ心と、その学び方が、すごいよな。
えんぴつを落としただけで注意が足りない、といわれ、給食を全部食べれなくて泣いてた子。掃除の時間に遅れ、教師に殴られ耳が聞こえなくなった子供もいたっけ。
毎日びくびくしながら、小さな失敗を恐れ、みんなと横並びでいなければいけなかった教育の果てに、一体なにがあったっけ。
娘が、そんな教育をうけずに、グローバルな環境で、のびのびと自分を表現しながら、教育を受けているのがこのうえなくうれしい。
縮こまって黒板を見ながら、言いたいことを言えなかったあの頃の私が、ずっと憧れてた世界に立っている娘から、私は学ぼう。
失敗は美しい、ってか。
