友達は財産だって

ひとりごと

一時帰国のたびに集まる友人たちがいる。

もう知り合ってから、30年にもなる友人たちがいる。

今回も子連れで、どこで集まる?っていうLINEをしながら、「料理のうまいあなたのおうちでお願い。そして料理はハンバーグを作ってね。」なんて、図々しいお願いをしたりしながら。

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友達の娘2人にべったりだったうちの2歳児。

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いつもは子供に遊んでもらっていても、5分もしないうちに私を呼び、子供をあやしながらのおしゃべりだったのが、今回はもうすぐ中学生になる友達の娘がずっとあやしてくれた。

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子供を子供同士で遊ばせながら、大人がゆっくりと宅飲みをするという至福時間を、私は子供ができてから今回はじめて味わった。

大人になってから知り合った友達とは違う、自分の過去のことを知っている人たちと話すことの安堵感。

お互いの初恋の相手を知り、キスをするのが恥ずかしいなどと相談し合った友人たちと、過去のことをからかいあいながら、離れているときでも続いてきたお互いの人生を、時間を忘れて話した。

時々聞こえてくる子供たちの笑い声が心地よい。

友人たちは、私に、海外で子育てしててすごいね、特に今2歳児大変でしょ?と娘のために日本のお菓子を、私には日本の食材を大量にくれた。

完売続出のみそきんも(笑)

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彼女たちの子供が小さい時、私はそんな気遣いを、ただの1度でもしただろうか。都会で働く自分が大変だと粋がってた自分の未熟さを反省しながら。

娘に経験させたいという私のわがままで、花火まで持ち込んで、一緒にしてもらった。

花火するにはまだ寒いんだけど、と、燃えないゴミの処理面倒くさいんだけど、と私をからかいながらも、楽しみながらやってくれるのを、私は知っているから。

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今度会う時が、数ヶ月後でも数年後でも、まるで昨日も会っていたかのように、私たちは話し始めるだろう。

死んだじいちゃんが「友達は財産になるから、友達は大切にしなさい。」といつもいつも言っていた言葉を思い出す。

あの頃は、はいはい、と軽く流していた言葉が心にしみるくらいに、年をとってしまった自分を笑いながら、彼女たちを想う。

娘にもそんな友人が、できますように。

Cocoaプロフィール
cocoasan

2014年、旅行でたまたま訪れたシンガポールに魅了され、32歳で現地採用の銀行員としてシンガポールに移住しました。現在は、フィットネスジムを経営する夫を手伝いながら、シンガポールで子育てをしています。

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