常夏シンガポールより

2014年シンガポール渡星。シンガポール在住イタリア人と国際結婚。現在子育て中。

今までダサいと思ってたことに感謝できるようになったってさ

お題「#この1年の変化」

 

子供を産んで、そして母になった。

 

長年の会社勤めを辞めて、旦那と一緒に会社経営をはじめたその矢先に。

 

2020年3月に在住しているシンガポールから、日本への一時帰国の際にシンガポールがロックダウン。シンガポールに戻ってくるはずが、妊娠5か月の時から急遽日本の実家にお世話になり。旦那とは、私のお腹にいる待望の女の子の胎動も感じる前に国を隔てて離れ離れ。

 

7月に出産のときまでは落ち着いてるでしょ、と楽観視していたコロナの状況は、日を追うごとに深刻化し、旦那は出産に立ち会うことはもちろんできず、その後娘が5か月になるまでただの1度も会えなかった。

 

年を越す前にどうにかしないと、と、12月のはじめ、娘が5か月の時に2週間のホテル隔離を経て、シンガポールに入国した。

 

旦那と5か月の娘の記念すべき初めての対面。娘にはギャン泣きされ、これからどうなることかと心配にさえなったけど。

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この1年の変化。今までダサいと思い毛嫌いしていたようなことを、シンプルにありがたく思えるようになった。

 

愛を与えれる人になろう、とか、健康でいることが大事、とか、世界に平和を、とか、そのままありきたりな歌になりそうな言葉を、ダサい、とバカにしてこれてたのは、それらがもう手の中にあったからだということに気づく。

 

娘が産まれた時、健康でいられることがどんなに大切か知った。日本の北海道で、急に何か月も足止めを食らった私を愛で満たしてくれた両親や友人達、そして離れててもそばにいてくれた旦那。

そして、コロナ禍で大切な人に国をまたいで会えないとき、世界が平和であるようにと心から願ったこと。

 

近い未来、「あんな時もあったよね。」とみんな笑うだろう。

 

娘はいずれ、世界史で「世界恐慌コロナ禍2019年~2020年」と習うだろう。

 

その時私たちはドヤ顔で、「あなたが産まれた時は本当に大変な年だったのよ。」と、昔話をはじめて娘にうざがられるだろう。

 

家族で一緒に暮らせること。離れてても思いやる愛。健康でいられること。

 

来年はすっかり忘れて、子育ての愚痴をいいがら過ごしていようとも、言葉にするととてつもなくださいと思えるような、シンプルなことたちに感謝できるようになった2020年は私にとって、とても大切な年だった。

 

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