COCOA'S BLOG

常夏シンガポールより発信中

シンガポール エニタイムフィットネス タンピネス店オープンセレモニー

先日、旦那と経営するエニタイムフィットネスのタンピネス店オープン記念で、セレモニーを行った。

 

コロナの人数規制はなくなったけど、思ったよりも店舗の内装作業などでお金がかかったし、なるべく小規模で、コストはなるべく抑えよう、という私に対し、

 

コロナの規制がやっとなくなったんだ、大規模にやるぞー!という旦那。

 

ここで性格の違いがあらわれたが、もちろん旦那の要望通り、大規模に行うことになる。

 

こういうプロモーションを兼ねたイベントをやるのは、大変だけど楽しい。スタッフたちも、大変だとか文句をいいながらも、イベントの日を待ち望んでるのが伝わってくる。

 

当日、娘をベビーシッターに預ける予定だったのが、シッターさんがコロナになったから預かれない、との連絡が。バタバタと娘も一緒に連れていく準備をして家を出た。

 

そして、タクシーの中で、朝に食べたものを豪快に吐き、私と娘は共にゲロまみれになった。

 

この日のために新調したズボンもシャツも、ゲロまみれになったところで、うろたえてる場合ではない。

 

100人以上のゲストが訪れるのだ。当日の準備は山ほどある。

 

ジムについてすぐ、ゲロまみれになった娘を着替えさせた。私の着替えは持っていなかったので、ズボンとシャツを貸してくれとスタッフたちに聞いて回ったところ、180センチのパーソナルトレイナーの大男が服を貸してくれた。

 

社長夫人として、ぴちっとしたスパッツに、ブランドもののポロシャツを着て、長い黒髪をゆるがせながら、余裕を持ってゲストに笑顔をふりまくはずだったのに。

 

せっかく朝にブローした髪もゲロまみれになり、そこらへんにあった輪ゴムで髪をひとつにまとめ、どでかい男の服を着た私が、ぐずる子供を抱きながらうろうろしているという現実。

 

セレモニーのはじまりは、中華圏文化の伝統、ライオンダンスがジムを走り回り場を盛り上げる、という予定だったのに、時間通りに来ないくらいでうろたえてる場合でもない。

 

連絡してみると、「え、今日だっけ?」と言われたときには、「今日の11時だって昨日も言っただろ!契約書も交わしお金も支払い済なんだから、20分以内に来ないと違約金払ってもらうぞ!」と電話口で怒りを爆発させたけど。

 

怯えたライオンダンスの主導者は、それから本当に20分以内にあらわれ、何食わぬ顔でパフォーマンスを披露した。

遅れたからサービスな、と言ってライオンをジムのマシーンで走らせるパフォーマンスを見せられるも、みんな白けていた場面もあったけど。

ライオンダンスやら、ビュッフェ式の食べ物やら、写真のブースやら、参加者に無料で配るギフトとか、風船なんかでのジムの飾りつけとか、開会式でのリボンカッティングとか。

本当にお疲れさまでした、な1日。

 

長い長いコロナ禍をやっと抜け出したこの時期に、人を招いて盛大にイベントを行うことが、招くほうも招かれる方もとても楽しい気分にさせたのではないか。

 

娘はみんなに、パパに似ているね、とか、本当にかわいいなどと言われちやほやされ、まんざらでもなさそうに走り回っていたので、結果的には連れて行って大正解だった。

 

父親がどのような仕事をして、母親がどのようにサポートしていて、私たちがどんな人たちと関わり合っているのかを、小さいうちから子供に見せていくことは大切なことなんだろう。

 

その後家族で接待ディナーをし、怒涛の1日を終えたあと、家族みんな泥のように眠りについた。

 

Anytime Fitness Tampines店、自称シンガポール1番広いジムなので遊びに来てね。

 

ウェブサイト:

https://www.anytimefitness.sg/gyms/sg-0022/tampines-north-east-520506/