8月からはじまった、インター生活。
徒歩5分で登園できていたローカル保育園から、がらりと環境が変わり、大きな校舎で、高校生までの生徒と一緒に学校に通う娘。
慣れない生活に、慣れようとする暇もなく、1学期が終わり、本日先生との面談。
クラスの中で、年齢も体格も1番小さい娘。
仲の良いお友達からつねられるの、と言われたときの動揺。水泳の授業が嫌だと、しくしく泣く子供を送り出したときの心配。前の保育園に戻りたいと泣くこともあったし、慣れない環境のストレスから、癇癪をおこしたり、母親の私にひどくあたることも増えた。
今日、先生から語られる娘の学校での様子に、涙をこらえた。
娘は、安心したところから足を踏み出すのが、慎重です。でも、一歩踏み出したときの彼女の成長がすごい、と。
家族以外の大人のことを、信頼できる人だと娘が認めたとき、そこから学び吸収する力がある、と。
顔に水がつくことさえ怖がっていた5歳児は、今は水泳の授業を心待ちにしている。
娘が信頼することのできる大人から、できなかったことを学び、まだ泳げはしないけど、できることが増えることの喜びを、知ったのだろう。
今まではさ、私は娘に少しでも心地が良く、楽しい毎日を送れることだけを考えて育ててた。
全て先回りして、好きなものを買い与え、たのしそうなところにのみ連れていき、ふわふわとした楽しさを与えてたけれど。
これからは、娘が成長を望むことをサポートしながら、少しだけ背中を押すね。
娘の学校、はじめての1学期が終わり、引っ越しも終わり、新しい家にも慣れて、やっと一息つけました。
娘は成長と同時に、信じられないくらいなまいきになってきて、毎日5歳に私は英語の発音をなおされ、それに軽く切れる、という大人げない43歳がここにいます。
明日からはじまる2週間以上の秋休みに恐怖を抱きながら、それでも、子供のめまぐるしい成長を感じられることは、このうえない幸せです。
