COCOA'S BLOG

常夏シンガポールより発信中

【シンガポールグルメ】火鍋が、好きなんです。「 海底撈火鍋(ハイディラオ)」@クラークキー

 

自分では気づかなかったのに、他人に自分の癖や口癖をあてられると、超恥ずかしくなりません?

私は、つい最近まで、自分が火鍋好きだとは思ったこともなかった。火鍋を食べに行くことすらあまりなかったし、火鍋を欲することさえもなかった。

ただ、ここ最近立て続けに日本から来客があり、火鍋を食べに行くことが多くなってきた。

「ココア必死に食べ過ぎ」と友人にはじめて指摘されたとき、私は多少気分を害した。連れてきてやってるのに、その横で食べてる私を馬鹿にするとは。

それでも、その時は軽く流した。

あんたを色々連れて行ったから疲れてお腹減ったんだわ、と笑いながら憎まれ口をたたく余裕もあった。

 

2回目、別の友人を、火鍋に連れて行ったとき、

「ココア、ビール頼まないんだ。」と驚かれた。確かに私は、火鍋を前にすると酒を飲みたいと思わない。

「ちゃんと話聞いてる?」と責められたのもこの時。私は友人の話もろくに聞かず、食に夢中になっていたらしい。まるでどうでもいい話をしてくる女子に適当に相槌をうちながら箸をすすめる男子だ。

 

そうして3回目。

「ココア、火鍋のたれ作るのに時間かかりすぎ。」と指摘され、「たれの種類おおすぎ」と言われ、極めつけに、笑いながら言われたのだ。

火鍋、めっちゃ好きなんだね」。

 

私は、火鍋を食べに行くと我を忘れることに、はじめて気づいた。

 

海底撈火鍋(ハイディラオ)の魅力

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このハイディラオ、日本にも支店があり、日本では日本語読みで「かいていろう」と読む。

大人気店で、予約が取れないので、いつも激混みなんだよ、とは聞いていたので、計算して、週末早めの午後6時に訪れたのに、すでに激混みだった。。

 

待ち時間は40分。これが外で並びながら待つんだったら、ギブアップしていたと思うけど、この火鍋屋、店内の待合室で座って待てるどころか、すいかと、麦茶と、ポップコーンが無料で提供される。

 

これ、本当に無料かな、とちょっと不安になり、何度か「フリー?フリー?」と聞いてしまい、無料と聞いた瞬間にお茶を飲み干しもう一杯もらった。

 

無料のドリンク、フードだけでもサービスいいな、となるのに、この店、待ち時間にできる無料のネイルサロンと、子供が楽しく遊べるキッズルームもある。

 

子供が遊べるキッズルームはまだしも、ネイルサロン、って。。しかも本格的な。

他の人がネイルしてても、お構いなくネイル、ネイル、と言っていれば、名前と電話番号を聞かれ、あとで呼ぶね、と言われる仕組み。

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海底撈火鍋(ハイディラオ)の料理について

まず楽しいのが、自分好みのたれを作れること!ごま油、ポン酢、ゴマダレ、にんにく、ネギに唐辛子、お味噌にゴマに。。

壁にはおいしいたれの作り方や、種類が書いてあって、その通りに作るのも楽しい。

 

ビールに合いそうなおつまみや、食後にピッタリなフルーツや、杏仁豆腐も取り放題。

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お肉はオーストラリア産の薄切りビーフを頼み、これが小サイズでSGD14くらいだったような。。

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そうして、そして、このスープが、これがまたとてもとてつもなく絶品でして。

もう何を頼んだのかは忘れたけど、最大4種類までのスープが頼めて、どれもこれも本当においしい。

 

特に辛いのが大好きな私は、辛いスープでしゃぶしゃぶした肉を、自分で作った激辛ソースにたっぷりつけて食べ続けた。

口の中が辛くてひりひりした時には、まろやかなコラーゲンスープを一口すすりながら。

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海底撈火鍋(ハイディラオ)の雰囲気

こんなにいいサービスを受けたことはないんではないか、というくらいいたれりつくせりなハイディラオ。

かばんに匂いがつかないようにカバーをかけてくれるのはもちろんのこと、携帯電話が油で汚れないように?ジップロックもくれる。携帯で、写真、とりたいんですけど。。

 

4種類の鍋のスープの中から、好きな種類を選んで、特製スープを作ってくれもした。

 

お店もきれいで、席も広々していて、このサービスと店の雰囲気は、他の店舗でも同じなのかな。

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 誕生日なの、というと麺を延ばすパフォーマンスをした後に、その麺を鍋に投入してくれる、という粋なサービスもみた。

 

このパフォーマンス、中国雑技団のはしくれ?と思う程華麗なパフォーマンスを繰り広げてくれるのにも関わらず、無言で登場して、無言でパフォーマンスして、無言で麺投入して、無言で去っていく。

 

誕生日ガールも、せっかく彼女の誕生日に連れてきた彼も気まずそう。。

 

パフォーマーは、技術よりも見せ方が大事なんだな、ということもここで学んだ。

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まとめ

待つ時間も苦にならない、サービス満点、味よし、雰囲気よし、デートでも、子連れでも、家族でも、女子会でも、むしろ待つ時間から楽しめる、超おすすめの火鍋屋さん。

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ちなみに、はじめて訪れたこの日、食べ始めた途端我を忘れ、追加で頼んだおいしそうな食材の写真も撮らず、もくもくと食べてお腹がいっぱいになった。

家に帰ってソファでうとうとしていたら、知らない電話番号から電話が。。出てみると、「ネイル 今からできるよ。」って火鍋のお店から。

かれこれ待ち時間にネイルを予約してから、3時間は経過していた。

 

客が帰ったらネイルの予約がキャンセルになるようなシステムにした方がいいよ。