COCOA'S BLOG

常夏シンガポールより発信中

シンガポール 家の更新と家賃の値上がり

ここ最近、家賃の値上がりがすごいすごいとは聞いていた噂話。

 

10月中旬に2年契約が切れる我が家もやっとその噂の意味を知る。提示された家賃の値上がり40%増。

 

カッとなりやすい情熱がウリのイタリア人旦那は「は?そんなぼったくりありえない!他を探すぞ、次だ次だ。」となってしまう恐れがあるため、冷静と情熱の間で生きる私はちゃんとそれまでに少しばかりマーケットを見ていた。

 

今住んでいる家の家賃があがることは当たり前に想定したうえで、Property Guruというシンガポールの家探しアプリでとりあえずめぼしい物件を探す。

 

まず、物件自体が、ない。

 

え?ない、ない、ない。

 

どれだけないかというと、例えば今住んでいるコンドミニアムのうちの2ベッドルーム。ちょうど2年前の今頃は7-8件リストにでてきた。

 

旦那はその中から4件ほど内見をし、同じ間取りであっても、何階か、部屋からの眺めなどをじっくりと見て、家賃と照らし合わせて決めたのだ。

 

それが2年前。

 

今、ゼロ。空き物件自体がゼロ。

 

1ベッドルームの物件ならいくつかリストに出てきたのだが、表示されている家賃が、今払っている2ベッドルームの家賃。

 

思ったよりも事態は深刻そうだ、と若干焦りながらも、まだ1週間前は余裕でいた私。

 

もう、シティライフはやめて、イーストあたり(シティからは少し離れる)に引っ越しでもしましょうか、などと気持ちを改め、今度はエリアを変えて検索。

 

イーストエリアの相場家賃があまりわからないけど、まあそこそこ物件があるのでエージェントに内見したいと連絡。

 

緑の多いイーストエリアに引っ越して、ゆっくりスローライフなんてのも悪くないわ、なんて思っていた私がばかだった。

 

返信が、こない。。

 

10件ほど送ったメール、返信来たのはたったの2人。8人は完全無視。

しかもその2人も、内見の予定を決めている間の数時間内に、「あ、もう決まった。」だって。

 

もう、なんなら自分で1件1件探さずに、エージェントをつけて物件を探してもらおう。友人が紹介してくれたエージェントに、探している地区と希望家賃を伝える。

 

すると、今はすごく難しい時期だから、今住んでいる家に家賃が上がっても住み続けなさい、とのアドバイスが。

 

仕事ほしくないの?と思ってしまうが、それが今の現状、市場なのだろう。

 

住んでいる地区は気に入っているけれど、ただでさえせまっ苦しいこの小さな住居に、40%家賃の値上がり。。

 

気は重いがそんなことは言ってられないのだ。

 

旦那は家賃の値上がりも今は気にしていられない程、仕事が忙しい。

 

私の腕のみせどころ。Tシャツまくって、気合いをいれ、大家に値下げ交渉をはじめるか!