常夏シンガポールより

2014年シンガポール渡星。シンガポール在住イタリア人と国際結婚。現在子育て中。

シンガポールで14日間のホテル隔離体験~隔離中の娘の成長

昨日、隔離中のホテルのベッドの上で、4か月半の娘が「寝返り」をした。今まで、惜しいことはあっても、最後まではどうしてもできなかったのに。

コロン、と転がれた時の、自分で驚いた顔、私が「すごいすごい」とほめた時の誇らしげな顔。

その後も、何度も何度も寝返りをしようと試みる娘を見て、愛おしさで胸がいっぱいになる。

 

こんなホテルの一室に閉じ込められて、できることなんて何もない、と不満ばかり並べたてる私の横で、外には出られなくたっていつもより広いベッドの上で、昨日できなかったことを習得した娘。

 

できないことなんてないよ、と教えられた気分。子供からは、学ぶことしかない。

 

シンガポールに来る飛行機の中で、いつもは動じない娘が癇癪を起してずっと泣いたときから今まで、私は娘に対して「ごめんね。」と思い続けてきた。

「北海道の生活に慣れてきたのに、シンガポールに連れてきてごめんね。」「飛行機にのせてごめんね。」「ホテルから出れなくてごめんね。」「誰にも会わせてあげられなくてごめんね。」

そして、本当にシンガポールに今戻ってきたという選択が正しかったのか、を何度も考えた。

 

でも、子供にとったら親のそんな気持ちなんて、迷惑でしかないんじゃないか。親が子供に「申し訳ない。」と思ってしまう気持ち。親になった今でこそわかる気持ち。

 

これからも親の都合で、娘に大変な思いをさせることは何度もあるだろう。住む国が変わったり、文化になじめなかったりするかもしれないし、ハーフということで、私や旦那には知りえない、悩みをもつかもしれない。

 

そんなとき、「ごめんね。」と思うことだけはしない、と心に誓った。

 

娘の可能性だけは削がないように、全力でサポートすれば、後は娘が自分で乗り越えていくんだろう、と信じよう。

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