日本での怒涛の1週間が終わった。自宅隔離予定からホテル隔離に変更になり、不安定な気持ちと、不安だけを募らせて、今まで8か月以上お世話になった北海道の実家を後にした。
千歳空港までは、格安ピーチ航空で成田空港まで。娘の人生初めての飛行機は、最初はぐずったけど途中ですやすや寝て、楽勝。
成田空港でPCR検査
成田空港でPCR検査をうける予約方法は↓
成田空港は、第一ターミナルでも第二ターミナルでも、PCR検査がうけられる。第一ターミナルでPCR検査をうけて、第二ターミナルで検査結果をうけとる、といったことも可能らしい。
私は事前に予約をしていた第二ターミナルへ。午後3時に予約していたけれど、ちょっと早く着いてしまったので、早めだけど大丈夫か確認すると、オッケーだった。けっこう柔軟性はあるらしい。
価格がかわってくるので、予約だけはした方がいい。
第二ターミナルのPCR検査場
第二ターミナルは1階の奥、第3ターミナルの方、ヤマト運輸の荷物一時預かり場、スターバックスの奥にある。
殺風景なPCRセンター案内。
PCRセンターという矢印を進んでいくと、すぐあるわけではなくて、一度外にでてから検査場につながる。
受付
受付でパスポートをみせ、本人確認。検査場が発行する陰性証明書を見せられ、シンガポール入国の証明事項が全部入っているか確認してと言われる。私はてっきりPCR検査場で把握していると思ったのでちょっととまどったけれど、シンガポール政府のメールを見せ、1つずつ確認。
「これで大丈夫です。」と言った後、受付のお姉さんが「そういえば、最近PCR検査をうけにきた方で、指定施設のライセンス番号が記載されている必要があるって言ってなかったかな。ちょっとまってくださいね。」と調べに言ってくれた。
そうして、「やっぱり指定施設のライセンス番号載せる必要あるみたいです。同じようにしましょうか?」と聞いてくれた。
受付のお姉さんの神対応により、指定施設のライセンス番号をのせてもらい陰性証明書を発行してもらうように手配。
ここで料金を現金で支払う。一人3万9千円の出費。12月からカード決済もOKとウェブサイトに書いてあった気がするので、必要な人は確認した方がよいかも。
問診
受付と、証明書の確認をしたあとは、看護師との問診。熱をはかられたあと、具合が悪いか、などといったお決まりの問診票の記入。
ちなみに検査自体は、唾液検査か、鼻の穴の奥をぐりぐりするやり方を選択できるけど、シンガポール入国時は鼻ぐりで。
検査
問診が終わったら、いよいよ鼻グリのブースに行って、医師が検査をする。0歳4か月の娘と、38歳4か月の私の初のPCR検査。
まずは、抱っこ紐の中ですやすやと眠る娘から。「赤ちゃんは鼻の奥まで入れないので痛みは感じないと思いますよ。」という医師の言葉とは裏腹に、綿棒のような細い棒が娘の鼻奥に突っ込まれる。びっくりして「ギャー」と泣き叫ぶ娘。
痛かったかなー、と娘をあやしながら、今度は私の番。鼻奥に細長い棒を入れられる不快感と、つーんとする痛みとで、思わず医師の手を振り払い「いったー」「痛いって」と、切れ気味に言ってしまった。
医師は慣れた様子で全然動じず。
鼻ぐりの時間は一瞬で、2人あわせて約2分。
一瞬で終わるにしてはとても不快な検査だ。これを再度シンガポール入国後もやらなきゃいけないと思うとさらに不快な気分になってしまうが、0歳の娘は再度検査しなくていいと思うだけで救われる。
最後に医師や看護婦が「痛くなかったかなー」と聞いてきたので、「痛すぎです!痛いって人と痛くないって人がいるんで自分はどうなんだろう、と楽しみにしてたんですが、思ったより痛かったですよー。」と自分の感想をべらべら喋ったのだが、ふと気づくと、みんなは私に抱かれる娘をみていた。娘に痛くなかったか聞いていたのだ!娘はすでに泣くどころか、みんなに見られて喜び愛想をふりまいている。
ちょっと恥ずかしくなって、「痛い人と痛くないって人がいるので、赤ちゃんは痛くないって思ってくれればいいなー、と思ってたんですよ。」といい母親ぶってごまかした。
証明書発行
陰性証明は最短6時間で発行してもらえるけど、私は前日に検査をうけて、翌日検査結果を取りに行くことに。
「第一ターミナルか、第二ターミナルかどちらで結果を受け取りたいですか」というのと「だいたい何時くらいに来られますか」というのを確認される。こちらは、受け取るターミナルさえ決まっていれば、時間は前後しても全く問題ないとのこと。
翌日とりにいくと、パスポートの提示と、証明書の内容確認をさせられ、証明書入手。心配は別にしていなかったけど、見事陰性。Negative Result.
まとめ
見事PCR検査の英文陰性証明をうけとり、これであとはシンガポールに入国するだけだー、と安心する。
まさか、この陰性証明がのちに私たちを入国危機にさらすとは、この時は思いもせず。。
To be Continued...